TV接続端子の場所のせいで、間取りが制限されてしまうことって多いですよね? 今回はベランダづたいに、隣の部屋へTVケーブルを這わせてTVを移動させるアイデアです。
欲しいところにTVのコネクタがない!!
いざ部屋の模様替えをしようとしても、アンテナケーブルの接続端子が一箇所しかないために、泣くなくレイアウト変更を諦めたりしていませんか?
それが、もしベランダづたいの隣の部屋ならいっそケーブルを這わしてしまいましょう!
ベランダを伝って隣の部屋にアンテナケーブルを延ばす
例えばこんな感じに、二つ並んだ奥の部屋にTVを置きたいのに、その部屋にはTVの接続コネクターがない!
コードを延長すればいい?いや、部屋の中に配線を這わせてしまうと扉が閉まらないし。。
なんてことはありませんか?
そんな時はベランダを使ってアンテナケーブルをスマートに這わせちゃいましょう。
条件は
- ベランダづたいに並んでいる部屋であること
- どちらの部屋にもエアコンのダクトがついていること(換気穴でも可)
用意するのはアンテナ同軸ケーブル&アンテナプラグ
最初からプラグが付いているアンテナ同軸ケーブルでも良いのですが、下で説明するダクトに通す際に、プラグ部が邪魔になるので、アンテナ同軸ケーブルだけの方が楽です。
また余分な配線が余ってしまうと、それだけ配線がごちゃごちゃしちゃいますから、ジェストサイズで買ってきましょう
アンテナ同軸ケーブルだけなら10mで¥1,200程度、電気屋さんなら好きな長さで切売りしてくれますよ。
エアコンダクトを利用してケーブルを一度外へ
同軸ケーブルをエアコンのダクト穴からベランダに出します。
家にある菜箸など、細長いものに同軸ケーブルをテープで固定して、エアコンダクトの粘土部分にズブリ!!
とやると、穴を最小限にできると共に、反対側へ通しやすくなりますよ♪
アンテナ同軸ケーブルの他にLANなんかもここから入れています(^◇^;)
ベランダ側にケーブルを引き出してそのままベランダづたいに隣の部屋のエアコンダクトから、同じ要領で室内に戻します。
部屋内に残ったケーブルは配線カバーで壁に固定していきます。
以前違うアイデアでお世話になった、配線カバーを利用することにしました
配線カバーのオススメはコレ
※以前紹介した時には0号(いちばん細いもの)をつかいましたが、アンテナ同軸ケーブルでは細すぎるので、今回は1号をつかいます。
壁にモールを這わせた感じがこちら。
アンテナケーブルを這わせた後はプラグの取り付けですが、そんなに難しくないのでご安心を。
下記で説明していきます。
テレビのプラグ取り付けは初心者でも大丈夫!
銅線を転がすようにしてカッターの刃をあて、図のように網線と銅線を加工します。
ケーブルの中の網線を切らないように優しく。刃を前後に動かさないで押し当てる感じで!
網線を裏返したら、もう一度同じ要領でカッターで銅線を出します。
加工ができたらプラグの中に導線を仕込んで、図のようにカバーをすれば出来上がり!
コネクタとTVを繋いだら電源ON!!
これで今までTVのなかった部屋にTVを移動できました♪( ^ω^ )
と、写真では解りませんが、エアコンのダクトを利用して、TVのコネクタがない部屋をリビングに変更することに♪
ケーブルを外壁へ這わせるにはスッポンフック!
もうひとつ。このままだとアンテナ同軸ケーブルがベランダに垂れ下がったままなので、邪魔にならないよう壁にフックで固定していきます。
ザラザラした外壁へのフックの固定でオススメな商品がこちら。
大一鋼業 スッポンフック ステン
コンクリートにフックをつけるならこれが一番。
粘着部分を火で少し炙ってからグニュっと着ければ強力にくっつきます。
ちなみに剥がす際はドライヤーなどで、熱しながら剥がします。
屋外でも全く問題ありません♪
これを等間隔にいくつか取り付けてケーブルを引っ掛けてれば、ベランダもスッキリ。
これにて作業終了!
最後までご覧くださりありがとうございます。
と、いうことで今回は配線を目立たせることなくアンテナケーブルを隣の部屋へ這わせるアイデアをご紹介しました。