Life Style Labo

毎日の生活をちょっとだけ豊かにするギアとDIY実例&アイデアの紹介

ガソリン携行缶を灯油タンクにDIY!

かっこいい灯油タンクが見つからず、ガレージ・ゼロのガソリン携行缶とアラジンの灯油ポンプを使って、自分好みの灯油タンクをプチDIYしてみました。

 

ガソリン携行缶とアラジンポンプで灯油をオシャレに備蓄♪

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いやぁ、ここにきて寒さが急に増してきましたねΣ(-᷅_-᷄๑)

あまり寒さが得意じゃない自分としては困った季節がまたやってきたなぁという感じです。

♪冬がはじまるよ〜♪なんて歌っている余裕はないのです!!

我が家のエアコンでは耐えきれず去年からはリビングにストープが鎮座しております。

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さて、今回の主役はストーブではなく。

ズバリ【灯油タンク】の方!!

まぁ灯油ストーブにはなくてはならないものですので、灯油ストーブのある家庭で灯油タンクがないということはありえないですよね?

ただ、どんなオシャレで、カッコイイストーブを買ったとしても、灯油タンクが真っ赤じゃ見た目がイマイチだと思いません??…いや自分はすごく思ったのです!

 

そもそもの灯油タンクの色の意味って

灯油タンクの色は「東日本は赤」で「西日本は青」というのが定説のようですが、特に決まったものではなく、東日本と西日本の工場で着色していた色が違っただけのようです。最近では流通が進みホームセンターで両方の色が売っていますし、黒いものなんかもありますね。。。

あっ。普通に白いものもありますが、あれば一応「水」推奨なのでよほどの理由がない場合は他のものは入れないようしましょう(^◇^;)

まぁ、どちらにせよ灯油を入れるための容器なので、紫外線による内容物の劣化を防ぐため、着色はしていないといけないとJIS企画で決められているそうです。


しかし、いろいろ調べているうちに、ふと自分の目に留まったのは灯油タンクではなく【ガソリン携行缶】!

目に留まったのがこれ。

【ガレージ・ゼロ ガソリン携行缶】

 

ガレージ・ゼロさんが販売しているガソリン携行缶20ℓ用!この無骨さが最高です!!これなら部屋にあってもオシャレに置いておけそう♪

カッコイイなぁ!と思ったものの、ガソリン用の容器じゃあダメなんじゃない?と思い、これまた調べてみました。

 

ガソリン携行缶に灯油を入れても平気?

 さて肝心な疑問は

・ガソリン携行缶に灯油を入れてもいいのか?
・ガソリンスタンドにこれを持って行って本当に灯油を入れてもらえるのか?
の2点ですが、調べたところによると…

消防法の危険物規制の観点から言うと、ガソリンは、「鉄缶」もしくは「特殊な加工を施した容器」にしか入れることはできませんが、「ガソリン携行缶」に「灯油」を入れることそのものは、”禁止されてはいない”そうです。

ですが、万が一灯油とガソリンを間違って入れてしまっていた場合、ものすごく危険で事故になる可能性があるので、解りやすく表記しておいた方が良いとのことでした。

…うん。ま、そりゃそーだよね^_^

灯油ポンプもカッコよくしたい!

 

灯油タンクはこれにするとして、忘れちゃいけないのが「灯油ポンプ」ですよね。

えぇ。あのドクター中松氏が発明したと言われる「醤油チュルチュル」って呼ばれてるヤツです(^.^)

余談ですが、ドクター中松氏が幼少時に発明したというのは、灯油ポンプの構造とは異なりバネ式だったそうで、その名称も「サイフォン」だったらしく、名前も構造も現在の灯油ポンプとは無縁とのこと。

じゃ、誰がチュルチュルと言い出したんだ!?
と、疑問は尽きませんが、正しくは「石油燃焼機器用注油ポンプ」です。「給油」ではなく「注油」なんですね♪

ドクター中松氏風に言えば「灯油チュユチュユ」なわけです( ^ω^ )

「ペコペット」という名前で正式に販売している会社もありますが、どちらにせよ「醤油チュルチュル」のインパクトにはかなわないですね^_^;


さて、名前はさておき、自分が探したいのは「醤油チュルチュル」でもなく「ペコペット」でもない。ガソリン携行缶に合うオシャレでカッコイイ灯油ポンプ!!

ショッピングサイトを検索しまくった挙句に行き着いた商品がこちら!

 

アラジンコラボの灯油ポンプ

【アラジンストーブ 灯油ポンプ】

どーです?かっこいいでしょ??
空気圧で給油する 電池のいらないエコな灯油ポンプ。ポリカンポンプのタカギとアラジンのコラボ商品です!!

もともとは赤色の商品なんですが、天下のアラジンストーブさんとのコラボで、このなんとも上品なアラジングリーンカラーに着色されたバージョンなのです。 

※約4000円とコラボ製品のためお値段が倍以上になってますけどね!^_^;

ですが、よくある電池を使うタイプではなく、ポンプでタンク内に気圧をかけて給油するタイプのものなので、長く使えば、決してコスパの悪いものではないと思うのです。気に入ったものを見つけるのですから、これくらいの出費はいたしかたないところでしょうか。。

ちなみに、うちのストーブ自体はアラジン製ではないですが!(^◇^;)


ともあれタンクとポンプが家に届き、いざ使用という時に、、、問題発生です!

問題発生!タンクとポンプの口のサイズがあわない

なんと、ガソリン携行缶と灯油ポンプの口のサイズが違うためこのままだと、取り付けられないのです!!

ガソリン用と灯油用ですからね、統一企画じゃないことぐらい想像できそうでしたが、全くのノーマークでした(゚o゚;;

しかしこれは問題です。そもそもこのタイプの給油ポンプは先にも述べたように、タンク内に気圧をかけてその圧力で灯油を出すものなので、蓋がしっかり密封できないと空気が漏れ、タンク内に圧力がかけられない。

つまりこのままでは灯油一滴出せないものになってしまうのです(>_<)


-- 追記 --
同じような問題で悩んでいた方がいたので、内容を参考にさせていただきました。

ameblo.jp

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ちょいとパニクりましたが、ここは冷静に対処です。

まずは現状の確認。。。

①ガソリン携行缶の方にはアルミでできた蓋と、注ぐための蛇腹(像の鼻みたいなヤツね)が付属されています。この蛇腹の根っこの部分だけを分解したパーツ(穴の空いた状態の蓋)と

②給油ポンプ側の付属品にはサイズ違いのためアタッチメントがあります。(※これを使ってもガソリン携行缶とはサイズがあいませんでした)

上記の二つをなんとかしてくっつけてしまえば、オリジナルのアタッチメントが作れそうなのですが

さてどーしたらこの二つを密閉状態でくっつけることができるのか。。。


ホームセンターに何か対応できるものがないか探しに行ってみました。

 

【セメダイン 穴うめ・成形 エポキシパテ プラ用】 

 これが良さそうです。水、熱にも強く固まった後はヤスリがけできるほどに硬くなるらしい。

先ほどの二つのパーツの隙間をこいつで固めます。

エポキシパテをモミモミ混ぜて粘土状にしたら、棒状に伸ばして、外蓋の内側にぐるっとひと巻き、そこに内蓋になる方をグニューッと押し当てます、隙間が埋まったらはみ出たぶんを指で撫で形状を整え、そのまま放置。

 

オリジナルアタッチメント完成

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上側

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下側

中に見えるセメントの様なものがエポキシパテの固まったもの。

念のため丸一日放置したのでカチカチになってます(゚o゚;;

手作りの特性アタッチメントを取り付けてみたものがこちら。

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さらに、このアタッチメントにアラジン灯油ポンプを取りつければ

 

特性アラジン灯油缶完成!

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ポンプを数回押して圧力をかけてからハンドルを握ってみると…



出ましたぁー。ちゃんと給油されています♪

給油しながらポンプを押すだけで続けて給油され、あっという間に満タンに♪( ´θ`)ノ

ハンドルを離せばほとんど液だれせずピタッと灯油も止まってくれるし、ハンドルをしまうホルダーもあるので液だれの心配は無用。

ポンプ下についている赤いボタンを押せば、タンク内の残りの圧力も一瞬で抜くことができます(゚o゚;;

 

おまけ。セリアのステッカーでデコレート

あくまでもおまけで…

 

携行缶のモスグリーンがアミーカラーとマッチしていたので

USアーミーのステッカーとチャームでデコレートしてみました♪

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ということで、いかがでしたか?

最後までご覧くださりありがとうございます。

灯油タンクは見た目が良くないので、室外に置いておく方も多いと思いますが、いざ使用時に寒い中、取りに行くのはストレスですよね。こんなデコレートで室内に置いておける灯油タンクを作ってみてはいかがでしょうか。

では、今回はこれにて╰(*´︶`*)╯♡

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